【退職代行後の書類・健康保険・年金】手続きまとめ|総務が解説

【結論】退職後の手続きは「書類」「健康保険」「年金」の3つが重要!放置せずに早めの対応を。不安な場合は弁護士など専門家への相談も検討しましょう。

総務部長オッケー
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なぁ、タックス!最近、退職代行を利用して無事に会社を辞められた人から、「その後って、どんな手続きが必要になるの?」って質問をよく受けるんだ。

👉 退職代行を使ったあとの流れを全体的に整理した記事はこちら!

退職代行を使った後の手続き・流れを徹底解説
退職代行利用後の書類対応や退職手続きの流れをわかりやすく整理。不安な手続きの見通しが立ちます。
友人税理士タックス
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ああ、確かに。退職という一大イベントが終わってホッとしたのも束の間、色々な手続きが待っているんだよね。特に初めて退職する人にとっては、何がなんだか分からないことが多いだろうし。

総務部長オッケー
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そうなんだよ。放置しておくと後々困る手続きも多いから、しっかり整理して伝えてあげたいんだけど、何から話せば分かりやすいかな?

友人税理士タックス
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まずは、会社から受け取る書類関係からじゃない?それがないと、次の手続きに進めないものもあるだろうし。

総務部長オッケー
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うん、それがいいね!今日は、退職代行後に必要となる主な書類、そして健康保険や年金の手続きについて、俺とタックスで分かりやすく解説していくよ!これを読めば、退職後の手続きの流れがバッチリわかるはずだ!

1.会社から受け取る重要な書類と手続き

総務部長オッケー
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まず、退職した会社から受け取る書類は、今後の手続きを進める上で非常に重要になるものばかりだ。しっかりと内容を確認して、大切に保管しておこう。

友人税理士タックス
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どんな書類があるの?一つずつ教えてくれるかな?

① 離職票(雇用保険被保険者離職票)

総務部長オッケー
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まずは離職票だね。これは、雇用保険の失業給付(いわゆる失業保険)を申請する際に必ず必要になる書類だよ。退職理由や離職日、賃金などが記載されているから、内容に間違いがないか確認しよう。通常、退職後1週間から2週間程度で会社から郵送されてくることが多いかな。

友人税理士タックス
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失業保険をもらうためには、この離職票が必須なんだね。もしなかなか届かない場合は、会社に連絡する必要があるね。

② 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書

総務部長オッケー
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これは、あなたが雇用保険の被保険者でなくなったことを証明する書類だよ。失業給付の手続きの際に、離職票と一緒に提出を求められることがあるね。

③ 源泉徴収票

総務部長オッケー
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源泉徴収票は、その年の1月1日から退職日までに支払われた給与と、源泉徴収された所得税額が記載されている書類だ。これは、確定申告を行う際に必要になるよ。通常、退職後1ヶ月以内には会社から交付されるはずだ。

友人税理士タックス
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年の途中で退職した場合、確定申告が必要になるケースもあるから、源泉徴収票は大切に保管しておかないとね。

④ 健康保険資格喪失証明書

総務部長オッケー
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退職すると、会社の健康保険の資格を喪失することになる。次の健康保険に加入するまでの間に保険証がない期間ができてしまう場合がある。そんな時に、この健康保険資格喪失証明書があると、国民健康保険への加入手続きなどがスムーズに進められるんだ。会社によっては、退職時に渡してくれる場合と、後日郵送される場合があるよ。

友人税理士タックス
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次の健康保険にすぐに加入できる場合は、必ずしも必要ない書類なのかな?

総務部長オッケー
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そうだね。ただ、手続きの際に提出を求められることもあるから、念のためもらっておくと安心だよ。

⑤ 退職証明書(発行を希望する退職者のみに作成するもの)

総務部長オッケー
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退職証明書は、発行を希望しないと会社は作成してくれない書類になる。転職先で退職証明書を求められることがあるので、念のため依頼しておくと良いよ。

友人税理士タックス
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なるほど、念のため、これも忘れずに請求しておいた方が良さそうだ。

⑥ その他(必要に応じて)

総務部長オッケー
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上記以外にも、雇用保険被保険者証や、企業によっては退職金に関する書類、株の権利に関する書類などが交付される場合がある。これらの書類も、内容をしっかり確認しておこう。

友人税理士タックス
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本当にたくさんの書類があるんだね。一つ一つ確認していくことが大切だ。

2.健康保険の手続き|3つの選択肢と注意点

総務部長オッケー
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次に、退職後の健康保険の手続きについて解説するよ。主に3つの選択肢があるんだ。

友人税理士タックス
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3つの選択肢?詳しく教えて!

① 任意継続被保険者制度

総務部長オッケー
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一つ目は、任意継続被保険者制度を利用する方法だ。これは、一定の条件を満たせば、退職後も最長2年間、今まで加入していた会社の健康保険に継続して加入できる制度だよ。

友人税理士タックス
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どんな条件があるの?

総務部長オッケー
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主に、退職日までに継続して2ヶ月以上被保険者期間があること、退職後20日以内に手続きを行うこと、などがあるね。保険料は原則として自己負担になるけど、場合によっては国民健康保険よりも保険料が安くなることもあるんだ。

② 国民健康保険への加入

総務部長オッケー
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二つ目は、国民健康保険に加入する方法だ。これは、お住まいの市区町村の国民健康保険に加入する手続きだよ。退職日の翌日から14日以内に手続きを行う必要がある。保険料は所得や家族構成によって決まるよ。

友人税理士タックス
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任意継続と国民健康保険、どちらを選ぶべきか迷う人もいるだろうね。

総務部長オッケー
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そうだね。一般的には、退職前の健康保険料が高かった場合は任意継続、安かった場合は国民健康保険を比較検討することが多いかな。加入する家族の人数や所得によっても有利不利が変わってくるから、慎重に検討する必要があるね。退職前の給与明細書を持参し、市区町村の国民健康保険の係りに相談に行けばどちらが有利かのアドバイスをもらえると思うよ。任意継続は退職後20日以内に手続きをしないと権利が飛ぶので、市区町村の国民健康保険の係りに早めに相談に行って欲しい。これは本当に重要だよ!

③ 家族の健康保険の扶養に入る

総務部長オッケー
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三つ目は、もし家族が健康保険に加入している場合、その扶養に入るという選択肢だ。ただし、扶養に入るためには、収入などの一定の条件を満たす必要があるよ。

友人税理士タックス
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扶養に入ることができれば、保険料の負担がなくなるのは大きいね。

総務部長オッケー
総務部長オッケー

その通りだね。ご自身の状況に合わせて、どの健康保険に加入するか検討しよう。もし迷ったら、市区町村の国民健康保険の係りや、以前加入していた健康保険組合・協会けんぽに相談してみるのも良い方法だよ。

3.年金の手続き|国民年金への切り替えが必要な場合も

総務部長オッケー
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最後に、年金の手続きについてだ。会社員として厚生年金に加入していた人は、退職後の状況によって手続きが変わってくるんだ。

友人税理士タックス
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具体的にどんな手続きが必要になるの?

① 国民年金第1号被保険者への切り替え

総務部長オッケー
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退職後、すぐに次の会社に就職しない場合や、配偶者や親の扶養に入らない場合は、国民年金第1号被保険者に加入する手続きが必要になるよ。これは、お住まいの市区町村の国民年金窓口で行うんだ。

友人税理士タックス
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厚生年金から国民年金に切り替える必要があるんだね。

② 配偶者の扶養に入る場合(国民年金第3号被保険者)

総務部長オッケー
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もし、退職後に厚生年金に加入している配偶者の扶養に入る場合は、国民年金第3号被保険者となる手続きが必要だよ。これは、健康保険の扶養の手続きとセットになっているので、つまり、配偶者の勤務先を通じて行うことになる。

友人税理士タックス
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自分で手続きするわけではないんだね。

③ 再就職した場合

総務部長オッケー
総務部長オッケー

退職後、すぐに別の会社に再就職した場合は、特に自分で行う手続きはないんだ。新しい会社で健康保険と厚生年金の両方の加入手続きが行われるよ。

友人税理士タックス
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なるほど。退職後の働き方によって、年金の手続きも変わってくるんだね。

総務部長オッケー
総務部長オッケー

その通り。もし手続きに不安がある場合は、年金事務所や市区町村の窓口に相談してみることをお勧めするよ。

まとめ|退職後の手続きは計画的に!困ったら専門家を頼ろう

総務部長オッケー
総務部長オッケー

さて、今日は退職代行後の主な手続きについて解説してきたけど、どうだったかな、タックス?

友人税理士タックス
友人税理士タックス

うん、かなり詳しく説明してくれてありがとう、オッケー!退職後って、意外とたくさんの手続きが必要なんだね。でも、今日教えてもらったことを覚えておけば、慌てずに対応できそうだ。

総務部長オッケー
総務部長オッケー

そう言ってもらえてよかったよ。退職後の手続きは、どれも大切なものばかりだから、後回しにせずに計画的に進めていくことが大切だ。もし、迷うようなことがあれば、それぞれの役所に確認するのが一番手っ取り早いと思うよ。最近は、役所も丁寧に説明してくれると思うよ。

※退職の手続きは複雑で、ご自身の状況によって必要な対応が変わってきます。もし、この記事を読んでも不安な点や疑問点が残る場合は、それぞれの役所や専門家に相談することをおすすめします。

👉 金銭や退職条件に関するトラブルが不安な方は、弁護士が対応する退職代行の比較記事もご覧ください。

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